せつこの兼業投資家日記

投資で損をしないためには「自分がよくわからない」ものには投資しないことです。 一緒に勉強していきましょう✨

今更聞けない!年末調整って何?

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こんばんは✨

来週は社内の研修旅行❗❗

水~金で九州に行く予定のせつこです🌵

 

本日は「年末調整」について紹介していきます。

サラリーマンの方であれば一度となく耳にしたことがあることでしょう。

 

なんとなく家族構成とか、保険関係の書類とかを会社に出せと言われたから出しているけれど、実際何に使っているのか、どういう制度なのか分かっていない。

かといって今更周りにも聞けない・・・。

自分はよく分かってないけど常識なんだろうか・・・?

 

という方たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

上手に使えば、給料から引かれてた税金が多少なりとも返ってきます✨

それでは簡単にご紹介していきます🍀

 

 

 

 

年末調整って何?

 

まずは皆さんご自分の給与明細を見たことがありますか?

 

そうするとその中に、「所得税」という項目が給料から引かれていると思います。

給与が多くなるにつれ多く引かれる税金ですので、残業代が多かった時なんかは普段よりも多く引かれますね。

 

実はこの「所得税」ですが、毎月の給料から引かれる時は「概算」・・・つまり大体このくらいかな~って金額を引いているのです。

 

何故そんなことをするのかというと、正しい「所得税」の金額は1~12月の給料の合計額がわからないと計算できないのです。

 

①毎月大体このくらいかな~で引いていた所得税

②実際1年間の給料の合計が確定してから計算した正しい所得税

 

の差額をもらう(はらう)のが「年末調整」というわけです。

 

ちなみに他にもお給料から引かれている、「健康保険」「厚生年金」「住民税」「雇用保険」などは全く関係ないです。

あくまでも「所得税」の精算の制度です。

 

 

簡単な例示

 

Aさんは毎月100円ずつ「所得税」が給料から引かれています。

 Aさんは1~12月で合計1,200円の所得税を引かれました。

 

12月の給料日が終わった時点で、Aさんの1年間の給与の合計が分かりました。

 そこで会社側はAさんの1年間の給料の合計額から、正確な所得税額を計算しました

 結果は年間1,150円の所得税でした。

 

③毎月の給料からは合計1,200円引いていましたが、実際正しい数字で計算してみると、1,150円であることが分かりました。

50円多く引いていたことが分かったので、差額の50円分をAさんに返します。

 

これが年末調整という制度です。

 

 

保険やiDeco、住宅ローンは経費になる。

 

経費と言われても、単語は聞いたことがあるけれど、イマイチ結局何のことを言っているか分からないのが普通だと思います。

 

上の例示をもう一度使います。

 

②でAさんの12月分の給料が確定した段階で、正しい所得税を計算するというものがありましたね?

そのときに、保険をかけていたり、iDecoを使っていたり、住宅ローンがあったりすると、正しい所得税の計算をする時に税金を減らしてくれるのです。

 

先程Aさんの正しい税額は1,150円でしたが、実はAさんは、

保険にも入っているし、iDecoもしているし、扶養家族もいました。

 

となると、実はAさんの正しい税額はその分を考慮して、800円でした。

 

よって月々引いていた1,200円から差額の400円を返します。

 

先程より350円も多く返ってきましたね。

これが年末調整を上手に利用するということです。

 

 

年末調整で税金を減らしてくれるもの

 

(1)保険

・生命保険、医療保険、個人年金保険、地震保険に加入していると、10.11月ごろに保険会社から「控除証明書」というものが送られてくるので、それを会社に提出します。

入っていれば入っているほど減るわけではなく、上限がありますし、金額的にもそこまで多くはないです。

保険目的で保険にはいったら、多少年末調整で見てくれてラッキーくらいに思っておきましょう。

 

 

(2)扶養家族

・こちらは金額的には大きいです。奥さんであったりお子さん(16歳以上)がいるとそこそこの金額を減らしてくれます。

ただしこれは自分の意思でどうこうなるものではないですね。

 

 

(3)住宅ローン

・極めて大きい金額を減らしてくれます。

というよりそこそこの高給取りでないかぎり、これ一つで年間の所得税額が0になることもままあります。

こちらは住宅を建てる時に借入をすると、その借入の残高に応じて経費にしてくれるというものですので、借入をすぐ銀行さんなんかが紹介してくれると思います。

 

 

(4)iDeco

・当ブログで強くオススメしたいのはコチラです。

政府が国民に投資を促すため、老後の年金を各自に確保させるために作った優遇制度です。

保険では減る税金が少なすぎますし(そもそも保険は控除目的で入るべきではなくあくまでオマケ程度のイメージ)、扶養家族や住宅ローンなんかは人生の一大決心で、気軽にどうこうできるものではないですが、iDecoであれば、自分1人の意思で、なおかつ新入社員さんくらいの給与でもスグに始めることができること。

そして減らしてくれる税金額もそれなりにあること。

むしろiDecoの紹介記事を書きたいがために、この記事を書いているくらいです。笑

 

ちなみに私もMAX月額の23,000円をiDecoを通して投資しています。

詳しい内容などについては別記事を作成しますので、少々お待ち下さい。

 

 

後記

 

何となく年末調整のことがイメージできたでしょうか?

少しイメージがつけば、年末の会社に出す書類を集めているときも明るい気持ちになれますね✨

 

ただでさえ増税などで厳しくなっていく時代ですから、少しでも税金は減らしたいですよね。自分にあった保険やiDecoなどを上手に利用して、節税をすることも必須です。

 

それでは次回は約束通りiDecoについて書いていこうと思います✨

 

 

投資で損をしないための、最初の一歩は

「自分が分からないものには投資をしない」ことです。

このブログが皆様の「分からない」を減らすお手伝いができれば幸いです✨ 

 

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