せつこの兼業投資家日記

銘柄に関する内容・日々の記録など

信用取引って何?

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こんにちは、せつこです✨

お盆は会社の指定有給で9連休です😆

 

今日は、すでに投資をしている人はご存知の内容かもしれませんが、これから投資を始める方、初心者の方にとっては非常に重要な「信用取引」についてご紹介します。

実際にするしないかはともかく、知識として知っておくことは大事なことです✨

それでは始めましょう❗

 

信用取引って何?

皆さんの普段の買い物では、5万円持っていれば当然5万円分の買い物しかできませんよね?それはたとえ投資であっても基本的には同じです。

ただし信用取引の場合は、5万円を担保として証券会社に預けることで株であれば約15万円くらい、FXであれば最大125万円近くの金額を買うことができます。

要は証券会社から借金して、実際の自分の手持ち金額よりも大きい金額を取引できる制度のことを「信用取引」というわけです。

 

借金しているわけなので、当然利息も取られますし、(証券会社により金額は違いますが)手数料もとられます。

テレビやネットなどでセンセーショナルに語られる。

投資で○○万円から一気に転落、借金まみれに!!」といった内容のものはまず信用取引を使用して、自分の手持ち以上に大きい金額を取引した結果であることが多いです。

 

どうしても人は楽に、一気に、大きく儲けようと思う気持ちが強いので、自分の手持ちを超えて大きい金額を投資しようとしてしまうのですね。

 

信用取引で自己資金以上のお金を取引することを投資用語で「レバレッジ(てこの原理)をかける。」と言います。

高い倍率をかけることを「ハイレバ」、自己資金の3倍を取引していれば「レバ3倍」などと言ったりします。なんだか通っぽいですね。笑

ではなぜ危険と分かっていながら、自己資金より大きい金額の取引をするのでしょう?何かメリットはあるのでしょうか?

 

なぜ信用取引をするのか?

まず大前提として私がお伝えしておきたいのは、基本的に信用取引は初心者のうちは絶対すべきではないということ。

 

競馬やパチンコですと、ビギナーズラックで大当たりという話も聞きますが、信用取引でそれらを望むのはかなり望み薄です。追証やフラッシュクラッシュなど様々な要因がありますし、何よりリスクが違います。

負けても手持ちがゼロになるパチンコ競馬と違い、信用取引の場合は最悪マイナス(借金)になる可能性もありますし、パチンコで1日散財しても精々10万20万使うかどうかといったところかと思いますが、信用取引の場合は100万でも1000万でもなくなるときは1日でなくなります。

それらを踏まえた上で、信用取引をするメリットを下記します。

 

(1)資金効率を高めることができる。

 

100万円分かったA株がなんと50%値上がりしました。

この場合100万→150万なので50万円の儲けです。

ただしこのとき信用取引をしており、100万を元手に300万のA株を買っていた場合、

300万→450万となるので150万円の儲けです。

同じ元金で、同じ値上がりにも関わらず50万の儲けを150万の儲けにできるわけです。

 

投資に絶対はありませんが(何らかの分析や情報で)高確率で値上がりするだろうという判断ができるのであれば、通常の取引よりはるかに効率良く稼ぐことはできます。

 

(2)売りからスタートすることができる。

 

おそらく投資をしたことがない人には何を言っているかわからないと思いますが、私はこれが信用取引最大のメリットでもあると思っています。

通常の買い物では当然、買うという選択肢しか無いですね?

ただし株の信用取引の場合は・・・例えば

 

B株は現在100万円です。ただしあなたはB株が何らかの原因で、今後下がっていくと予想しました。そこで自分が持っている訳でもないB株を100万円で「空売り」します。

そしてB株はあなたの読み通りに100万円→60万円に下がりました。

そこであなたは100万円の時に「空売り」していたB株を60万円で「買い戻す」というわけです。すると100万-60万=40万があなたの儲けになるわけです。

ものを持ってないにも関わらず先に売ることができるのです。

 

つまり信用取引を駆使すれば、株価が上がろうと下がろうと利益を得ることができます。

 

追証とは?

上でメリットを書きましたが当然そんな都合の良いだけのものはありません。

信用取引の怖い所の一つに「追証(おいしょう)」と呼ばれるものがあります。

(勿論なければそれはそれで大変になる人がたくさん出てきますが説明は割愛します)

 

たとえば先程の例のように、A株があがると予測して100万円を元手に300万分のA株を買ったとします。ここで読みが外れてA株は逆に下げてしまいました。

するとあなたは証券会社に追加でお金を入金しないといけません。

(具体的にどの程度下げたらいくら入金かというのは証券会社によってもレバレッジの倍率や証拠金の額によって変わります。)

その追加入金ができない場合は、下がったA株を自動的に売却されてしまうというわけです。つまり一時的に株価が下がっただけで、今後再び持ち直すだろうと思っていてもあなたの意思とは関係なく、強制的に損失が確定するということです。

 

勿論信用取引をしなければそういったことも起こりませんので、これから投資をされる方が必要以上に不安がる必要はありませんよ。

 

まとめ

いかがでしょうか?

上手に使えば様々なメリットがあり、お金持ちへの近道にもなる信用取引ですが、通常の投資以上に深い知識が必要になってきますし、リスクも格段に跳ね上がります。

云億円を運用する有名な投資家の方ですら、信用取引は一切やらないで現物取引のみといった方も存在します。

 

どの程度の知識がついたら、どのくらいの資産額になったらやってもよいという基準はありませんが、自分にとって信用取引が絶対必要な場面だと自然に思えるくらいの知識がつくまでは、信用取引は行わず、現物売買のみで良いのではないかなと思います✨

 

それでは本日は信用取引とは何かという説明でした🌵

 

投資で損をしないための、最初の一歩は

「自分が分からないものには投資をしない」ことです。

このブログが皆様の「分からない」を減らすお手伝いができれば幸いです✨ 

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