こんばんは✨
巷で人気の株主優待を紹介するコーナー第3弾❗❗
本日は、サラリーマンのお父様方の強い味方、牛丼の吉野家です👏
株主優待をもらったことがない方でも、何となく何がもらえるか分かるのではないでしょうか❓笑
それでは進めていきましょう🎊
吉野家の優待、何が貰えるの?
おそらく皆様の予想通りではないでしょうか?
吉野家グループで使えるお食事券です!
ただし吉野家限定でなく、吉野家グループですので、「はなまるうどん」や「フォルクス」や「京樽」などでも使用可能です。
2月末と8月末が権利確定日ですので、およそ3ヶ月後くらいに実際にお食事券が郵送されてきます。
お食事券が貰える優待ですと、どうしても都会の方でないと十分に活用できないものが多いです。何と言っても田舎にはお店自体が無い場合も多々ありますので...。
吉野家にはなまるうどんだったら、福井でも使えます✨
総合利回りは?
優待株を買う上で気になるのが総合利回り(配当利回り+優待利回り)です。
配当金は中間配当10円、期末配当10円。
計20円/年となっています。
最低購入単位は100株ですので、100株あたりにして2,000円/年
お食事券は2月、8月に3,000円ずつ送られてきます。(300円券×10枚)
よって6,000円/年が優待分になります。
2019年6月10日現在の株価は1,871円ですので、8,000÷187,100=4.27%
が配当と優待をあわせた利回りになります。
ただしここ2週間ほどで株価がある程度上がっているようなので、普段どおりの株価であればもう少し利回りは高くなるかな?と思います。
現在の総合利回りを調べたい場合は、
(80÷その時点での株価)で求めることができます。
※一株配当、優待の内容が2019年6月現在と同じ場合
企業としての評価
優待は非常に優秀な吉野家ですが、企業としてみるとどうでしょうか?
これまでは黒字を保ってきましたが、2019年2月決算でついに赤字転落しました。
また資金繰りも厳しく、借入金でやりくりしている節も見受けられます。
企業としてはあまり順調ではない様子です。
PERやPBR等の指標の数字もあまりよろしくないです。
要は優待が人気すぎて、会社の業績の割に皆が欲しがっている
という事実が株価にあらわれている状態です。
ただし勿論、その赤字転落や、あまり良くない株価指標も皆わかった上での現在の株価ですので、今後もずっと赤字が続くようなことがなければ、相場全体に暴落が来なければ、1,700円位が下値なのかな?とも思います。
何か新しい店舗形態を始め、それが爆発的に当たりでもしない限り、株価自体の上昇による利益は見込めないかと思います。
基本的には高い総合利回りと、優待クッション(株価下落時に優待目的での買いが入り下値が堅いこと)を活かして、優待を貰いながら楽しくホールドしていくタイプの銘柄です。
総評
数字だけを見ると中々悩ましい状態です💦
ですが総合利回りが4%を優に上回っています。
5年間持ち続ければ株価が購入時より20%下がったとしてもなおプラスです。
これは私個人の意見ですが、この手の優待銘柄は、〇〇円になったら買うという自分の中の基準を決めておくと買いやすいです。
私が今から吉野家を購入するならば、総合利回りが4.5%になる1,777円になったら購入を考え、1,750円を下回る株価になれば購入します。
※吉野家自身の業績があまりにも悪化しすぎて株価が暴落しているような状況であれば別です。
投資に見逃し三振はない
とバフェットも言うように、自分が納得できるタイミングまでいつまで待っても良いのが投資の世界です。
無理に高い値で買わずに、何らかのタイミングで自分が買いたいと思う水準まで落ちてきた株を拾うようにすると長期的なパフォーマンスもおのずと向上してくることでしょう✨
最悪一生その水準まで落ちてこなければ、また別の魅力的な会社を探せばよいのです。
投資で損をしないための、最初の一歩は
「自分が分からないものには投資をしない」ことです。
このブログが皆様の「分からない」を減らすお手伝いができれば幸いです✨