今日は証券口座の種類についてお話していきます。
「さぁこれから投資を始めてみるぞ!!」という方の最初の関門はコレでしょう。
私も友人に幾度となく聞かれたことがあります。笑
「口座の種類を選んでください。」
①特定口座(源泉徴収有り)
②特定口座(源泉徴収無し)
③一般口座
この3つを見て、それぞれの意味、メリットデメリットをすぐに言える方はスゴイ!
口座開設に関しては何の心配事もありません✨
そうでない方はこちらから🍀
まずは大前提「投資における税金」について
すでに働いている方はご存知かと思いますが、お給料からは毎回税金(所得税)が引かれていますね。
それと同様に投資で儲かった場合にも「儲かった金額の約20%」を所得税として納めなければいけません。
(お給料は金額があがると、税率もあがる累進課税ですが投資は儲かった額の一律20.315%です。)
お給料の時は会社が最初から引いていますが、投資の場合はどうでしょう?
それが今回の記事でもある、3種類の口座により取扱が変わってきます。
それでは3種類の口座について説明していきます。
①特定口座(源泉徴収有り)
「まだ分からないことも多いけど、投資を始めてみよう✨」という方、
この口座の種類を選んでおけば間違いないです。
現在ある証券口座の約90%弱がこの口座です。
どういう口座かというと「3つの中で唯一何もしなくても大丈夫な口座」です。
投資の場合は儲かった金額の20%の税金を納めるのですが、この口座の場合はあらかじめ20%の税金が引かれています。
何もしなくても納税がきちんと完了します。
残りの2つの口座の場合は、儲かった時は自分で確定申告をしないといけません。
下記に残り2つの口座の特徴を書いておきます。
が、ちらっと眺めて何を言っているか分からなければ、この特定口座(源泉徴収有り)を選んでおけば大丈夫です。
②特定口座(源泉徴収無し)
源泉徴収無しとあるように、①の場合は引かれていた20%の税金が引かれずに入金される口座ですので、
12/31が終わったら、自分で確定申告をしないといけません。
メリットとしては、
①~20万円までの所得であれば、「所得税」の確定申告は不要なので、若干税金が安くなる。
※ただし免除されるのは「所得税」のみなので、住民税の申告は必要です。
ただし、20万円を超えた場合は確定申告が必要となり、場合によっては扶養ギリギリで働いている人が扶養から外れたりする可能性もあります。
②デイトレードなど短期売買を行っている方で利益が出た場合は、都度20%の税金が引かれるよりも効率的に資金を扱える。
③複数の証券口座を持っており、A社では益、B社では損といった時に、損益通算が分かりやすかったり、資金を効率的に扱える。
などと言った点でしょうか?
特定口座(源泉有り)と比べて何かと手間がかかりますが、慣れている人が上手に使った場合は優れている点もありますね✨
③一般口座
作らなくてよいです。
こちらも②特定口座(源泉徴収無し)と同じように自分で確定申告をしないとダメですが、②の場合はいくら儲かったか、損したかは証券会社が計算してくれます。
それに対して一般口座は、自分の売買をすべて自分で記録して計算します。
一言で表すなら、「超手間な上にメリットも無い」です💦
唯一、非公開株を買えるそうですが、大半の人はそんなもの買わない(買う機会がない)ので気にする必要はありません。
いかがでしたでしょうか❓
私自身も①の特定口座(源泉有り)の口座を使っていますし、
基本的に迷ったらそちらの口座で問題ありません。
その後、源泉無し口座を魅力的に思えるくらいに投資に詳しくなったのなら、あとからでも簡単に切り替えできますのでご安心ください。
それでは今回は証券口座の種類についての紹介でした🌵🌵
投資で損をしないための、最初の一歩は
「自分がよく分からないものには投資をしない」
ことです。このブログが皆様の「分からない」を少しでも減らすお手伝いができれば幸いです✨