せつこの兼業投資家日記

投資で損をしないためには「自分がよくわからない」ものには投資しないことです。 一緒に勉強していきましょう✨

やれば出来る子!明光ネットワークジャパンの優待について

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こんばんは✨

私自身もそうだったのですが、自分に合った塾というものが見つかると、成績は飛躍的に伸びると思います😆

特に「勉強の仕方」が分からない小中学生くらいだと顕著かもしれませんね✨

 

本日はQuoカード系優待銘柄としては、言わずと名のしれた「明光ネットワークジャパン」をご紹介していきます📖

 

これまでに紹介した株主優待銘柄についてはコチラから👇👇

www.settsun.work

 

それではいってみましょう👇👇

 

 

 

明光ネットワークジャパン、何をしている会社?

 

言わずとしれた学習塾大手「YDK、やれば出来る子」のCMでお馴染み「明光義塾」を運営している会社です。

 

教室数2000を超える「明光義塾」を柱に据え

子どもたちがプロサッカー選手からコーチングを受けることのできるサッカー事業「明光サッカースクール」「明光サッカーアカデミー

高学力層向けの「早稲田アカデミー個別進学館

長時間預かり型学習塾「さきとりキッズスクール」等を運営している。

 

子会社にて日本語学校事業学術専門書出版事業なども行っている。

 

2009年2010年には「働きがいのある会社ランキング」に上位ノミネートされたが

2015年にはアルバイトに対するコマ給制度が問題となり「ブラック企業大賞」にもノミネートされた。

※コマ給制度...実際に授業をしている時間にだけ給与が発生し、待機時間や準備時間などには給与が出ない制度

 

最近の業績や財務状況は?

 

財務(資産)状況は良好です。

借金も無く、自己資本比率75%超と極めて安定しています。

 

また、直近で減配(配当金を前年より減らすこと)こそしたものの、それまでは20年連続増配(配当金を前年より増やすこと)してきた実績もあり、今回の配当政策の中でも配当性向の引き上げを謳っており、株主への還元には意欲的です。

 

最近の業績は若干良くないです。

と言うのも、懸念材料が複数存在します。

 

(1)少子化

今後避けては通れない問題です。

2018年決算では、明光義塾の生徒減少による売上の低下を、日本語学校事業や出版事業で補ったような形でした。

お客さんの数が減っていく以上、売上の減少もやむを得ないでしょうが、どこかで対策を打てなければジリ貧であることは確実です。

 

(2)塾の多様化(ICT)、ライバルの増加

東進衛星予備校に代表されるように、講師がいなくとも、ネット環境があれば塾にいかなくとも講義を受け、テレビ通話で質問もできるような時代です。

それだけでなく、スマートフォンのアプリですら月額で講義を見ることのできるシステムなども台頭してきており、少なくなっている子供を更に様々な業態の塾が取り合うような形になっています。

 

(3)受験システムの大改革

来年2020年にはこれまで続いてきたセンター試験の廃止など、大改革とも言われるような変化が起こります。

その波に上手く乗り、他社に先んじることができるかどうかで、今後の展望がかなり変わってくる可能性があります。

 

直近の状況は決して芳しいものではないものの、これまでに築き上げてきた資産状況は盤石であり、なおかつ今後のIT化や受験システムの改革の波に上手く乗ることができれば、明るい展望も期待できそうです。

 

 

明光ネットワークの優待

 

明光ネットワークの株主優待はQuoカードです✨

Quoカードは、各種コンビニエンスストア、Eneos、JAなどのガソリンスタンド、書店、カフェやドラッグストアなどで現金と同様に使用することができるので、優待投資家の中では実質現金扱いに近いです💰

 

また金券ショップ等で1,000円あたり約950円前後(店によって違います)で買取してもらえるので、どうしても使用できない場合は現金に換えることも可能です❗

コンビニや書店でも使え、有効期限もないので、使えないということもほとんど無いとは思いますが・・・💦

 

決算確定日が8月末ですので、8月25日頃までに購入していればもらうことができます。

 

 

気になる利回りは?

 

100株あたり1,000円のQuoカードです✨

ただし明光ネットワークでは、長期保有特典(長い間株を持ってくれている場合優待が良くなる制度)が採用されており、3年以上の継続保有からは2,000円追加の3,000円分のQuoカードとなります。

 

そうなった場合、優待の3,000円に対し

2019年8月現在の株価は934円ですので、3.21%の優待利回りです。

 

それに加え、今回減配(前期より配当金が下がること)したものの、それでもまだ1株あたり30円=3,000円の配当金がでます。

 

そちらも足しますと総合利回りは6.42%となりかなりの高利回りです。

また、配当金に関しては今後は段階的に引き上げていく予定とのことですので、数年後にはさらなる利回りになっている可能性もありますね✨

 

後記

 

いかがでしょうか❓

直近の業績には懸念材料こそ残るものの、財務状況は良好。

株主への還元にも積極的です。

 

あとは学習塾やキッズスクールという、今後お客さんの減少が続いていく業界の中でどう立ち回れるか、あるいは別の事業を上手く作っていけるかという点次第です。

資金は潤沢にあるので、M&Aなんかで多角化に成功すると非常に面白いですね。

 

いずれにせよ短期値上がりを狙うのではなく、高い還元率と、良好な財務を軸に長期保有するにはオススメの銘柄の一つですね✨

 

投資で損をしないための、最初の一歩は

「自分が分からないものには投資をしない」ことです。

このブログが皆様の「分からない」を減らすお手伝いができれば幸いです✨ 

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