先日のiDeco紹介の記事をNewsPicks様に取り上げて頂いたようで、非常に反響があり喜んでおります、せつこです🌵
その中でお問い合わせをいくつか頂いているので、回答させていただきます。
「ICAファンドは日本国内から購入可能か?」
ICAファンド(インベスター・キャピタル・オブ・アメリカ)とは...以前の記事でとりあげた非常に歴史のあるアメリカの投資信託であり、作られた当初にもし1万円購入していたら今頃、1億円になっていたという投資信託です。
👇こちらの記事中で出てきたものですね。
ICAファンドは日本から購入できるか?
結論から言うと、ほぼ同じものを購入できます。
こちらがそうです。
なぜ「ほぼ同じもの」と言ったかといいますと、こちらは「本家本元のICAファンド」を親とする「ベビーファンド」なのです。
「マザーファンド」「ベビーファンド」って何?|ふくろう教授の投資信託ゼミナール
こちらの説明が非常にわかりやすかったので、ご紹介させていただきます💦
要は、「本家本元のICAファンドはアメリカの証券会社でしか買えない」ので、それにそっくりそのまま投資する「ICAファンド日本からでも買えるよ版」が2018年1月に作られたということです。
よって上記のみずほ証券様のサイトなどから見てもらえれば分かると思いますが、3年間のリターンなどは書いてありませんね。(設定されてから1年半ほどのため)
ICAファンドの背景
1930年代の設定から、アメリカ経済の発展にともない、平均年率10%超ととんでもない成長率をしてきたICAファンド。
2019年現在でも、投資大国アメリカの「アクティブファンドの純資産残高ランキング」でも10位近くに位置している巨大投資信託です。
ただし注意していただきたいのが、20世紀の世界大戦終了後のアメリカは大変な速度で発展し続け、今日に至るまで世界のトップを独走し続けました。
2019年現在でも人口増加を続けている先進国はアメリカだけですし、今後も経済成長し、世界のトップを走り続けることでしょう。が、1930年代から今日に至るまでほどの成長をこれからも続けられるかと言うとかなり厳しいことでしょう。
アクティブファンドとしての特徴
まずICAファンドは「アクティブファンド」です。
ブログを始めたばかりのころの記事なので、少々読みにくいかもしれません💦
「高い手数料を取る代わりに、市場を上回ることができるように専門家が熱心に研究して売買する」投資信託です。
加えて日本の販売会社の「ベビーファンド」となっているため、販売会社に払う「購入時手数料」もかなりお高めです。
商品自体は良いものですが、かなりの諸経費を払う必要がある商品になっています。
ICAファンドは今もオススメか?
ここまでの記事を読んでいただければ何となく分かるかもしれませんが、私個人としては「今からあらたに購入するのはあまりオススメしない」という立場です。
もちろん2019年以降にさらにアメリカの経済発展が加速し、今後も年率10%超をキープしていくという可能性もゼロではありません。
が、成長が鈍化していく可能性のほうが極めて高いです。
実際に2018年1月に「ICAファンド日本版」が作られてから2019年8月末時点では「マイナス5%」ほどの成長率となっています。
※9月にダウがまた大幅高になっているので9月末であれば多少良くなっているかもしれません。
オススメの投資信託は?
個人的に〇〇という投資信託という名前は出さないでおきますが、
(下がったとしても何の保証もできないので)
「アクティブファンド」より「インデックスファンド」を
「日本株」より「米国株」「世界株」を
「一括購入」より「積立購入」を私個人としてはオススメします。
勿論アクティブファンドや日本株式を否定する立場ではございません。
後記
いかがでしょうか?
非常に歴史もありますし、実績もある「ICAファンド」ですが若干否定的な記事になってしまいました💦
同じくキャピタル社商品に別の投資信託なども色々ありますし、他にも全世界に投資できる商品もたくさん出てきていますので、そちらも覗いてみてはいかがでしょう?✨
投資で損をしないための、最初の一歩は
「自分が分からないものには投資をしない」ことです。
このブログが皆様の「分からない」を減らすお手伝いができれば幸いです✨