おはようございます✨
昨日はどっちが良い?店頭証券とネット証券という記事をアップしましたが、記事中で私が店頭証券を使わない最大の理由として、「手数料の差額」をあげました。
本日は具体的にどの程度の差額があるのかを確認していきます❗❗
前提として
普段の買い物ですと、手数料を払うのは購入時というイメージがあります。
が、株式売買手数料は、読んで字のごとく「売買」ですので、買う時は勿論売る時にも手数料がかかってきます。
加えて、普段の買い物ではネットショッピングが店頭販売より安いといっても、その差は精々1割そこら...ポイント還元を考慮しても3割変わることはほぼないでしょう。
結論から言いますと、ネット証券と店頭証券では(金額、会社にもよりますが)50倍~で違います。
それだけの差額が購入時だけでなく、売却時にもかかってくるので、ダブルパンチもいいところです💦
具体的にどれくらい違うの?
簡単に表にしてみました。
地場証券とは、各地方に存在する証券会社のことで、店頭を持つ全国規模でない証券会社のことだと思ってください。
私もたまたま先日横を通った地元の証券会社のHPで調べました。
地場証券(店頭) | 野村(店頭) | 野村(ネット) | 楽天証券 | |
5万円 | 2,700 | 2,808 | 150 | 54 |
10万円 | 2,700 | 2,808 | 150 | 97 |
20万円 | 2,700 | 2,808 | 324 | 113 |
50万円 | 6,210 | 7,020 | 515 | 270 |
100万円 | 12,420 | 11,967 | 1,029 | 525 |
300万円 | 30,888 | 29,247 | 3,086 | 994 |
1000万円 | 84,672 | 80,439 | 44,229 | 994 |
3000万円 | 196,992 | 192,759 | 168,686 | 994 |
想像以上の差額ではないでしょうか?
一方では同じ物を買うのに手数料が20万円かかり、また一方では994円の手数料しかかからないということが普通に存在しているのが証券会社という所です。
これが購入時だけでなく、売却時にもかかってきますので、往復すると1回の売買だけで40万近い差額になります。
株取引をしていく中で、「A社の株を買ったけれど、その後業績が芳しくないので一旦売却してB社とC社を買おう」ということはよくあることです。
そうなると売買手数料は4回かかってくるわけです。
商品自体が違うならともかく、株はどこで買おうが何一つ変わらない同じ物ですので、できれば安く買えるところで買いたいものです。
じゃあ何故店頭証券が生き残っているの?
日本で投資をしている人の年齢の割合が原因です。
投資をしている人間の約1/4が70代の高齢者、なんと50代以降が余裕で過半数をしめます。つまり単純にネット証券(PCスマホ)を使えない、あるいは使用できるもののお金をネット内でやりとりすることに抵抗感、不安感を持つ方の割合が非常に高いためです。
※割合が多いというだけで全員がそうではないです。若年層よりITに詳しい方もたくさんいるでしょうから。
総評と注記
勿論店頭証券が法外な金額をとっているわけではなく、店舗がある安心感をお客様に持ってもらうために、~億円単位の建物を建て、営業マンの給料、水道光熱費、税金や管理費等々を払っていますので、そのくらいないと採算が取れないものとは思います。
とはいえそれは会社の都合ですので、我々消費者はより自分に合っているものを選ぶ権利があります。私にとってはそれが手数料が安いことでしたので、ネット証券のみを使っております。
ネットでお金をやり取りすること(ネットバンキング等)に抵抗の無い方でしたら、できればネット証券を使用することをオススメします✨
投資で損をしないための、最初の一歩は
「自分が分からないものには投資をしない」ことです。
このブログが皆様の「分からない」を減らすお手伝いができれば幸いです✨