こんばんは✨
今日は投資信託を購入していく際の手法の中でおそらく最も有名であろう
ドルコスト平均法について紹介していきます。
結局何かというと、定期積立の投資信託バージョンです。
え?それだけ?それで何かメリットがあるの?と思う方も多いのではないでしょうか
預金と違い、日々価格が上下していく投資においては、定期積立はそれなりの効果をもたらしてくれます。
<メリット>
①取得金額を平準化できる。
投資信託(株式等もですが)は日々値段の上下するものですので、時間を分散して買うことで大きい値段の動きに近づいていきます。
少しずつでも値段の上がっていく投資信託を選んで、積立を続ければ投資信託の値段の上がり方と同じように少しずつ資産を作っていくことができるでしょう。
②積立の設定をしてしまえば、人の意思を介さずに機械的に買い付けることができる。
コレかなり重要です。こと投資において人間の感情というのは基本的にマイナス方向の結果しかもたらしません。...熟練の方はその限りではないと思いますが・・・
「急に下がったから不安になって急いで売る」
「見てた商品が急に値上がりしだしたから、見逃すまいと急いで買う」
泥沼に入りかねない典型的なパターンです💦
③積立NISAや楽天のカード決済などと相性が非常に良い
こちらの2つはそれだけで単独で記事にできるほど有用なので、また後日書きます。
長期で少しずつ積立していくドルコスト平均法と、つみたてNISAや楽天の投資信託のカード決済などは非常に相性が良く、みなさんの資産形成に大きく役立ってくれることでしょう。
私がNISAを始めた頃はつみたてNISAはなかったので、叶いませんでした💧💧
ただし、ネットでドルコスト平均法を調べると、デメリットについても書かれているのでそちらについても解説します。
<デメリット>
①短期的に大きく値動きする商品には向かない
その通りです。基本的に長期投資向けの手法ですので、ボラティリティ(値動きの幅)の大きい商品には向かない投資法です。
基本的に値動きの激しい商品自体、ある程度投資に慣れてからのほうが良いと思います。
②分散して買うより、安いときに一括で買ったほうが儲かる。
理論上は勿論そのとおりです。ドルコスト平均法は高値で買うリスクも抑えてくれますが、逆に安い時に買うチャンスも分散していまいます。
が、それで良いと考えています。繰り返しお伝えしているように、その時々の株価が高いのか低いのかは誰にもわかりません。膨大な知識と経験を持つプロでも、判断を間違えることが往々にして存在するのが投資の世界です。
焦らずにゆっくりと資産を築いていきましょう✨
一攫千金、億万長者を目指す人には合わないスタイルかもしれません。
③定期買付させることで手数料をあつめたい、銀行や証券の手口だ。
これは唯一ハッキリとNOですね。
買付けごとに下限の決まった買付手数料を払わないといけない窓口で購入している場合はそうかもしれませんが、今やネット証券で手数料0円のノーロード投資信託が何100本と存在します。
それどころか購入金額の1%をポイントバックや、積立であれば手数料のかかる投資信託も特別に手数料0という制度すらあります。
有効に活用していきましょう✨
私個人としてはドルコスト平均法は非常に有用であると考えていますし、実際に実行しております。もちろん相場のマクロな流れを読める方や、個別企業に対する深いファンダメンタルズ分析で企業の内在価値を正確につかめる方などはそんなことする必要ありませんが・・・💦
投資で損をしないための、最初の一歩は
「自分がよく分からないものには投資をしない」
ことです。このブログが皆様の「分からない」を少しでも減らすお手伝いができれば幸いです。