せつこの兼業投資家日記

投資に関する解説(備忘録)

【2025年】ドルコスト平均法とは?おすすめの理由を紹介

本日は、iDeCoやNISAと相性も良く、今から投資を始める人も取り掛かりやすい「ドルコスト平均法」について書いていきます。

 

 

ドルコスト平均法とは?

毎月や毎週など一定の間隔で、一定の金額を投資する方法です。たとえば、投資信託や株式を毎月1万円分購入するといった形です。価格が高いときには少なく、価格が安いときには多く買うことになり、購入単価が平均化されます。この手法により、相場の上下を気にせず投資を続けられるため、初心者でもリスクを分散しながら長期的な資産形成が可能です。

この記事では、ドルコスト平均法の仕組みやメリット、さらにNISAやiDeCoとの相性について詳しく解説します。


ドルコスト平均法のメリット

少額から始められる

ドルコスト平均法は、最初にまとまった資金を用意する必要がありません。毎月の収入から少額ずつ投資をする形で進められるため、家計に負担をかけずにコツコツと資産を増やせます。

相場のタイミングを気にしなくていい

投資初心者が悩む「いつ買うべきか」という問題を解消します。定額で定期的に投資することで、相場が上下しても購入単価が平均化されるため、タイミングを気にせずに済みます。

リスク分散ができる

一度に大きな金額を投資すると、市場が下落したときに大きな損失を被る可能性があります。しかし、ドルコスト平均法では少額ずつ投資するため、リスクを分散できます。

長期投資に最適

ドルコスト平均法は、価格の上下を繰り返す相場の中で、複利効果を活用して資産を増やすのに適しています。時間を味方にすることで、大きな利益を期待できます。

心理的な負担が軽減される

市場の動きに一喜一憂することなく、ルールに従って淡々と投資を続けられるため、初心者でも安心して取り組めます。


ドルコスト平均法とNISA・iDeCoの相性

ドルコスト平均法は、NISAiDeCoと非常に相性が良い投資手法です。それぞれの制度と組み合わせるメリットを見てみましょう。

つみたてNISAとの相性

つみたてNISAは、長期・積立・分散投資に特化した非課税制度です。

  • 年間投資枠内で、定額積立投資を行うドルコスト平均法が基本となります。
  • 投資信託を中心とした商品ラインナップで、初心者に適した長期的な資産形成が可能です。

iDeCoとの相性

iDeCoは老後資金を作るための税制優遇制度で、長期投資が前提です。

  • 掛金が所得控除の対象となり、節税効果が高い
  • ドルコスト平均法で定期的に投資することで、リスクを抑えながら安定的に資産を増やせます
  • 原則60歳まで引き出せないため、計画的な長期投資を実現できます

具体例で見るドルコスト平均法の効果

例えば、毎月1万円を投資信託に積み立てた場合、以下のようになります:

  1. 1月:価格が1,000円 → 10口購入
  2. 2月:価格が500円 → 20口購入
  3. 3月:価格が1,250円 → 8口購入

このように、価格が下がったときには多くの口数を買い、高いときには少なく買うため、購入単価が平準化されます。


ドルコスト平均法の注意点

市場全体が低迷する場合のリスク

市場が長期間にわたって低迷する場合、ドルコスト平均法でも資産価値が減少する可能性があります。ただし、長期的な視点を持つことでリスクを軽減できます。

短期的な投資には向かない

ドルコスト平均法は短期間で大きな利益を狙う方法ではなく、長期投資向けの手法です。


まとめ

ドルコスト平均法は、少額から始められるシンプルな手法であり、投資初心者が長期的な資産形成を目指す際に最適です。特に、つみたてNISAやiDeCoと組み合わせることで、以下のようなメリットを得られます:

  • 非課税や節税の効果を活用
  • リスク分散をしながら着実に資産を増やす
  • 投資初心者でも無理なく始められる

「投資を始めたいけど不安」という方は、まず少額からドルコスト平均法を試してみましょう。コツコツと積み立てを続けることで、大きな成果を得る第一歩となります!

 

(2025/1/6)

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