「これから投資を始めてみようかな?」と考えている人の投資に対するハードルを上げている原因の一つが「出てくる単語がイチイチ難しく、結局何を言っているの?」
となってしまうことではないでしょうか❓
そこで、投資に関する用語で、とても重要かつ頻繁に出てくる単語について、できるだけ難しい言葉を使わずに解説していきたいと思います✨
難しい言葉使わないシリーズの記念すべき第一弾は、投資信託を買う上で分かっていないと困る「基準価額」についてです🌵
「基準価額」って何?
投資信託の値段のことです。
投資信託を売買する時の目安になる金額で、リアルタイムで値段の変わっていく株やFXと違い、1日に1回だけ更新されます。
基準価額10,000で買った投資信託が11,000になれば儲かっている状態ですし、逆に9,000になれば損している状態です。
最低これだけの金額がないと買えないの?
案外分かりにくいのがコチラ。
大抵の投資信託は基準価額が1万円前後だったりします。
これを見ると、1口買うのに1万円、2口で2万円...とその単位でしか買えないような気がしますが、大抵の投資信託の基準価額は1万口あたりの値段になっています。
そして購入する際は口数ではなく、金額単位で買うので基準価額10,000円の投資信託を500円分だけ、1000円分だけ買うといったことが可能です。
(投資信託の最低購入金額は証券会社によって異なります)
どういう時に上下するの?
例えば、日本の株をメインで運用している投資信託であれば、日本株(日経平均等)がさがった時に下がりますし、米国株をメインで運用しているものであれば、米国株(ダウ平均等)が下がれば下がります。
上がる時も同様です。
いつかわるの?
先程、基準価額は1日に1回だけ更新されるとお伝えしました。
そのタイミングについてですが、投資信託によっても違いますし、金融機関によっても違います。
国内株式メインの投資信託であれば、国内の株式を売買できる時間が終わる15時に計算を始め、夕方や夜になってから基準価額に反映されるものが多いです。
逆に海外株式メインの投資信託なら、その国の株式市場が終わったあとに計算されます。
高ければ良いの?低いのはダメ?
こればかりは何とも言えません。
今現在上がっているものがこれからも上がり続けるとは限りませんし、今現在下がっているものが今後も下がり続けるというわけでもありません。
また分配金と言って定期的に利息のようなものを支払う投資信託であると、分配金を支払うにつれ、基準価額は下がっていくことが多いです。
そのような投資信託の場合は、基準価額だけではなく分配金+基準価額の推移のグラフもついていることが多いので、そちらを確認しましょう。
高いほど良い、低いほど悪いというわけではありませんが、緩やかにでも長期的に上昇しているもののほうが好ましいとは思います。
ただし過信は禁物で、あくまで判断材料の一つとして頭に置いておいてください✨
それでは今日は投資信託の「基準価額」についての紹介でした🌵
投資で損をしないための、最初の一歩は
「自分がよく分からないものには投資をしない」
ことです。このブログが皆様の「分からない」を少しでも減らすお手伝いができれば幸いです✨